実はかなり危なかった我が子

実は出産の時、子供がかなり危険な状態だったというのが、今更ですが今日わかりました。

元々無痛分娩・自然出産を希望していたのですが、予定日を過ぎたら高齢だからという理由で1月30日には生みましょうという流れになっていました。

1月30日の早朝出血、病院に向かう途中今まで無かった陣痛が始まり、病室に入った頃にはちょうど良い感じ。

昼頃には陣痛の間隔もさらに良い案配になり、2時半頃に破水した瞬間、何故かお腹の中の子供の心音が160から90までいきなり低下。

その後嫁さんの体勢などを変えたところ、子供の心音は150前後まで戻りましたが、5分に一度ぐらい定期的に90まで瞬間的に低下。

助産婦の人たちは、「こんな事よくあるから、心配しないでね」と笑顔で話しながら、刻々と印字される子供の心音図の90の所に罰点印。

30分ぐらいした時点で、担当してもらっているドクターが子供の状態を産道から触診したところ、穏やかだった顔が一瞬にして真っ青に、そして突然帝王切開に有無を言わさず変更。

普段はのんびりした時間の流れのニュージーランドなのに、どこから出てきたのか一瞬にして病室には10人ぐらいのスタッフが集結。嫁さんはふらふらになっている状態なのに、いろんな人からいろんな書類(たぶん麻酔の危険説明とか、手術の同意書とか、一人ぐらい借金の保証人もいたかもしれない)にサインをさせられ、なんと5分後には2階下の手術室でオペが開始、15分後ぐらいには子供が産まれてました。

出産後にドクターに聞いた話では、「へその緒が頭より下にあって、ちょっと良くない状態だったのよねぇ。私も25年間やってきて2例目だったからちょっと焦っちゃった」みたいな感じだったので、私たちは「へぇぇ、そんなもんなんだ。へその緒が首に巻き付いて無くて良かった」ぐらいに思ってました。




で、改め今日の話し。

友人から紹介してもらった、オークランドにいる日本人(元)助産婦(そんな人いたんだと、少し驚き)の人に、嫁さんが桶谷式授乳マッサージをやってもらいました。

元々看護婦でもあった彼女、授乳以外のいろんな事も教えてくださったのですが、何故帝王切開になったのかという話になったとき、先ほどの説明を行ったところ、一言目に「あ、それはかなりまずい。よく何事もなく無事に生まれましたね。」

???

なんだそれ。そんな話聞いてないぞ???

そんなに深刻だったのか???

早速色々と調べてみると、何とも背筋が凍るような状況が色々と出てきました。

まずわかった症状は”臍帯脱出”。

へその緒が首に巻き付くよりかなりひどい状況らしく、確率的には1000分の1。(へその緒が首に巻き付く確率は4分の1)

臍帯下垂と臍帯脱出があり、”下垂”は破水前、”脱出”は破水の際に何らかの原因でへその緒が頭より先に出てしまい、母胎には全く問題ないが、新生児の頭でへその緒を流れている酸素や血液を止めてしまうため、処置せずそのまま自然分娩すると、産道で酸素血液が完全にストップ、出産時にはかなりの確率で死産もしくは障害が残るとのこと・・・

ひえぇぇぇ

そんなの全然知らなかった。そりゃドクターの顔色も変わるし、心拍数も90まで下がるわけだ。今よく思い出すと、破水した瞬間子供の心拍は完全に止まってた瞬間があった。確かそれでドクターが慌てて嫁さんの体勢を変え、心拍をはかる機械を産道から直接子供につなげたんだっけ・・・
25年やっててわずか2例目なのも納得。

この三週間寝不足、肩こりと戦いながらも、のほほんと過ごしていましたが、ほんのちょっとタイミングが違っていたら・・・・

健康に生まれてきた我が子に感謝、その子供を健康に取り上げてくださったドクターに本当に感謝感謝です。

2 Responses to “実はかなり危なかった我が子”

  1. Jack より:

    おめでとうございます!

    無事に生まれて何より。

    • いりけん より:

      久しぶり!!
      ありがとう。そして元気??

      ちょうど一年前にCHCで震災があり、IEIも変わってしまいました。
      建物自体は大丈夫だったけど中の暖炉が壊れ(あったの知らなかったけど)、今はフラットになってるはず。
      Barryは、道路向かいの旧スクールフラットで、バックパッカーとレンタカーやってるみたい。

      またJackの近況知らせてね。

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